寒地土木研究所(平岸1-3)では毎年7月に研究所の一般開放を行なっています。
今年は7/1,2(金、土)の9:00~16:00まで一般開放し、実験棟で研究に関したパネルや模型展示を行なったり子ども達に興味を持って頂けるよう、楽しめる、触れる、学べる催しものはがあります。
一般的に寒地土木研究所は「桜の名所」として「チシマザクラ」が有名で毎年1万2千人もの市民に親しまれています。
ところで、北海道の開発は石炭を輸送する鉄道の敷設から始まっており、この鉄道建設を支えていたのが前身の内務省北海道庁の土木試験室だったのです。北海道は泥炭やがけ地が多く、軟弱地盤対策工法や橋梁技術を開発しながらの開発だったのです。その後輸送の主体は自動車交通にシフトしましたが、そこでも道路建設の技術を支えたのは寒地土木研究所の研究でした。
今後は、洪水や地震などの防災対策が主体になりますが、市民の皆さんの役に立つ研究成果が期待されています。
この模様は6/22(水)15:30からFMアップルでオンエアされました。(その模様です)。
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