23年度2回目の中の島地区介護予防調整会議が開催されました。
中の島地区では形式的な会議から脱却して、意義ある会議とするべく中の島まちづくりセンター所長の発案で昨年から年に2回開催されることになりました。
老人福祉センターの田中館長からは前回の会議後に「99カード」を紹介され、持ち帰ってその使い方をHPから切り抜いてポスター掲示したり、講演で紹介したところ今までに200名ほどが持ち帰っているとの報告がありました。
民生委員・児童委員協議会の石村会長からは「孤立死問題」の報道により心を病む民生委員さんの相談がありました。これを受けて馬場局長からは来年から社会福祉協議会で実施する研修にメンタルケア(ヘルス)の案件を盛り込みたいとのことでした。
さらに馬場局長からは「見守りサポーター養成事業」の紹介があり、普段から見守り活動できる中学生以上の方を育成していきたいとの報告がありました。
札幌市の佐藤介護障害担当課長からは白石区の「知的障害者の孤独死」を契機に公的サービスを受けていない知的障害者1400名に調査票を配布し見守りを希望するかの調査を行なっているが、「見守り希望者」が多いことが報告され、今後民生委員にお願いしたい旨のお話もありました。
今後も孤立死防止モデル事業を先行させている「カトレアハイツ」の報告などに注目して、情報共有に努めたいと思います。